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名作「GoogleAdsenseマネタイズの教科書」を読むべき23の理由(2020年版)【本レビュー】

「Google Adsense マネタイズの教科書[完全版]」は、ブログサイトで収益化を目指す全てのブロガーが読むべき名著だ。

「Google Adsense マネタイズの教科書[完全版]」を僕が読んで、我々ブロガーが学ぶべき23個のポイントをまとめてみた

ブログサイトの執筆・運営をされる方は、ぜひ一度チェックしていただき、本書を通読した方が良いだろう。

クリックできる目次

「GoogleAdsenseマネタイズの教科書」から学ぶべき23のこと

それでは早速、僕が「GoogleAdsenseマネタイズの教科書」を読んで重要だと思ったこと、学ぶべきと思った「23」のポイントをご紹介していきたい。

(1)アドセンス型とアフィリエイト型のどちらを狙うかを考えることが重要

ブログサイトの収益化には2つの方法がある。

  1. 商品購入などの成約で報酬を得られるアフィリエイト型の収益化
  2. クリックされるだけで報酬が発生するアドセンス型の収益化

両者の違いを比較すると、下表のようになる。

  報酬額 成約率
アフィリエイト型 高い 低い
アドセンス型 低い 高い

一概に、どちらが報酬合計が多くなるかは分からない。

しかし、前者と後者で、書くべき記事の内容は違う。

どちらを狙って記事を書くのか、まずはその方針を明確にしてから記事を書く必要がある。

(2)アドセンス型とアフィリエイト型では書いて良い内容が違う

アフィリエイト型の報酬を狙う場合、当然、販売する商品に関係する内容の記事を書かなければならない。

一方、アドセンス型の報酬を狙う場合、記事の内容は何でも良いのだ

広告の内容はGoogleが自動的に選定してくれるのだから・・・。

実はこれはとても大きなことで、アドセンス型報酬を狙う前提であれば、販売する商品のことを考えずに、アクセスが集まりそうなキーワードを自由に選定できるのである。

(3)アドセンス型とアフィリエイト型では記事の管理の手間が違う

成約型のアフィリエイト報酬を狙う場合、対象商品のアフィリエイトが終了する場合なども多い。したがって、記事をリライトするなど、記事を維持管理する手間が発生することも多い

一方、アドセンス型の報酬を狙う場合、表示される広告はGoogleが自動的に選ぶので、広告が終了するようなことはない。一度、記事にアドセンス広告コードを貼れば、ずっと広告は表示され続けるので、記事を維持管理する手間が小さい

僕は、この点がとても重要だと思ったのです。

皆さん、そもそもブログサイトで収益化を目指そうと思ったのは、なぜでしょうか?

僕は、ブログサイトは、記事を一度書けば、それが不労所得を生み続ける資産となると期待して、始めました。

それこそが、普通のアルバイトとは違う、ブログサイトの最大の利点だと思うのです。

だからこそ、収益が出るまでに時間がかかるけど、ブログを書き続けるのです。

でも、もしそうだとしたら、「記事の維持管理に手間がかかる」って、本末転倒じゃないですか?

最小限の維持管理で、不労所得を生み続けてくれるブログ記事・・・

もしそういう記事を目指すのであれば、Google Adsenseの報酬を狙った記事を書いた方が良いのです。

(4)Google Adsenseの安定収益を狙うなら不変のテーマを選ぶ

アドセンス型報酬を狙った記事の場合、せっかく記事の維持管理の手間が少ないのだから、不変的なテーマ、将来にわたってアクセスが見込めるテーマを選定した方が、長期的に安定した収益が見込める

具体的な例として、本書では、「神社仏閣のまとめサイト」を例にあげている。

トレンド記事で一時的なアクセスを集めることも重要なのだろうが、最終的に安定して収益を生み出してくれる記事は不変的なテーマの記事なのだ。

10年先にコンテンツ修正が少ない不変のテーマを選ぼう

「GoogleAdsenseマネタイズの教科書」より引用

(5)広告をクリックしやすいユーザー層向けのテーマを選ぶ

Google Adsenseの報酬を狙った記事の場合、読者が広告をクリックさえしてくれれば報酬発生となる。

したがって、テーマ選定にあたっては、広告をクリックしやすいユーザー層向けのテーマを選ぶ方が有利なのである。

例えば、アフィリエイトに関する内容の記事だと、読者もGoogle Adsenseの仕組みを知っているので、なかなか広告をクリックしてくれない可能性がある。

(6)アドセンス型ならライバルを避けたテーマ選定が可能

2点目で申し上げたように、アドセンス型の報酬を狙った記事の場合、テーマを自由に選定することができる。

つまり、ライバルの少ないテーマを選定できるということだ

アフィリエイト型の報酬を狙った記事の場合、販売する商品に関係するキーワードを選定しなければならないので、どうしてもライバルが多くなってしまう。

例えば、株、 FX、 不動産といった高単価のアフィリエイト案件を取るのは難しい。

しかし、アドセンスで収益を狙うのであれば、メルセデスベンツや BMW 、宝石について紹介するサイトを作れば、結果的にそのサイトに株、 FX、 不動産などの高単価のアドセンス広告が表示される可能性が高くなり、ライバルの少ないテーマを選定しつつも、収益性の高いアドセンスサイトを作ることができる。

(7)アドセンスサイトはビッグキーワードを狙う

AdSense のサイトでは、最近よく言われるロングテールキーワードを意識するサイトではなくて、ビッグワードを積極的に狙ってコンテンツを作り込んでいくことが成功のポイント。

なぜなら、アドセンスは1クリックあたりの収益額は小さいので、アクセス数を多く集めることが重要であるから。

(8)同じキーワードでも季節によって検索結果が違う

例えば、夏休みというキーワードを Google で検索すると、春と夏とでは上位に表示される結果が違う。

夏に「夏休み」と検索すると、旅行系やお出かけ系のサイトが多く表示される。

一方、春に「夏休み」と検索すると、求人系のサイトが多く表示され流のだ。

これは、おそらく、転職先の夏休みの取得状況などを知りたいから等と推測できる。

このように Google の検索アルゴリズムは人工知能による推測が用いられており、それを踏まえてキーワード設計をする必要がある。

(9)検索結果の1ページ目に入ること

検索から集客をしたいなら、まずは1ページ目に入ることが最低条件となる。検索上位5位までのサイトがユーザーの70%以上を獲得しているからだ。

(10)ページタイトルには質問と答えを入れる

検索結果で自分のサイトのクリック率を上げるコツとして、ページタイトルに質問のキーワードを入れることが考えられ流が、重要なことは答えのキーワードも入れるということだ。

例えば「デートおすすめ」で検索した時に、検索結果に「デートにおすすめのスポット」と出る場合と、「デートにおすすめの夜景が綺麗なスポット10選」と表示される場合では、後者がクリックされやすい。タイトルを見た瞬間に「このページには答えが載っている」と思ってもらうことが大切なのだ。

(11)即離脱を防ぐようにすること

Google からの評価を上げるためには「即離脱」を防ぐことが重要。「即離脱」とは、訪れたユーザーがすぐに検索画面に戻ってしまうこと。訪れたユーザーがすぐに検索画面に戻るということは、サイトに不満があり Google の検索画面に戻ったわけなので、そのようなサイトの評価は当然低くなるわけだ。

では、「即離脱」を防ぐためにはどうしたらいいのか。そのためには「答えが書かれていることを瞬時にユーザーに伝える」ことが重要だ。

記事の冒頭に自己紹介や挨拶文といった質問や答えと関係のない文章が書いてあるパターンをよく見かけ流が、これは検索ユーザーの即離脱を招くだけでなく 、SEO の観点からもやらないほうが得策。

(12)ファーストビューの広告は少なくする

ファーストビューに広告が過剰に貼ってあるなど、検索から来たユーザーがすぐに本文までたどり着けないようなデザインは、ユーザーのストレスになり即離脱につながる要因になる。

(13)画像をうまく利用すること

画像をうまく利用することも重要だ。ファーストインプレッションにコンテンツ全体をイメージさせる画像を置いておくことで、ここに答えがあると訪問者の潜在意識に訴えかけることができる。記事内にも、適当な画像を置くのではなく、画像自体にも意味を持たせて記事とマッチさせることが大切。

(14)情報に信憑性、専門性、網羅性を持たせること

良質なコンテンツにするためには、「情報の信憑性があること」、「情報の専門性が高いこと」、「情報が網羅されていること」が重要。

情報の信憑性を高める方法としては、客観的な立場で書いたり、情報の出所をはっきりとさせること。出典元を記載するといった方法が考えられる。

情報の専門性については、誰が書いたかを記載する、自らが専門家であることを証明する、などの方法が考えられる。例えば、自動車に関するサイトであれば、「自動車整備士が教える・・・」という文言などを入れれば、コンテンツの信用性が高まる。

(15)サイトの表示速度も大事

サイトの表示速度が遅いと、ユーザーは不満に感じ、即離脱をしてしまう可能性が高くなる。サイトの表示速度については、 Google アナリティクスでも確認することができる。

(16)トップページから目的ページにたどり着けるように

理想的なサイト構造は、トップページからユーザーが目的のページに簡単にたどり着ける構造。

(17)単体記事で勝負しない

検索上位を狙う場合、記事単体でいくら良い記事を頑張って作っても、いつかは良い記事を書かれ、順位が抜かれてしまうことが多い。記事単体で勝負していては、常にリライトの作業が発生してしまう。これを避けるために、複数の記事で構成されるサイト全体の構成として、Google から評価が高くなることを目指す必要がある。つまり、個別の記事ページをたくさん作理、それをカテゴリーごとにまとめたまとめページや、さらにそれを大カテゴリーにまとめたまとめページといったツリー構造を作ることによって、Google からの評価を高めれば良い。

(18)アドセンス広告は記事ページでクリックさせる

AdSense サイトで、ユーザーが広告をクリックしやすいコンテンツは記事ページだ。記事ページは、知りたい答えが書かれているため、ユーザーが満足するページだから。つまり、読んだ後に次にするアクションがないのだ。アドセンスで収益を上げるためには、ユーザーが前のページに戻ってしまったりしないことが最も大事。記事のページで100%ユーザーを満足させ、それ以上する行動がない状態にした上で、広告ページをクリックさせるのだ。

(19)記事ページでユーザーに広告をクリックさせ離脱させる

記事ページでは、アドセンス広告をクリックさせてから離脱させることが収益をアップさせる上で最も重要。そのため、広告を貼る位置で収益に大きな差がでる。絶対にやってはいけないのは、意味もなく記事途中にアドセンスの広告を貼ってしまうこと。アドセンス広告を貼るとページから離脱されて直帰率が上がる。しかし、その離脱が、ユーザーが100%満足して直帰しているのであれば、仮に直帰率が100%でもそのサイトは問題がないということになる。大事なことは、検索画面に戻らせず、そのページのセッションを終わらせることなのだ。ただし、求める答えにたどり着く前に広告をクリックさせて離脱させてしまうと、ユーザーは情報に満足していないため、元のサイトに戻るか、検索結果に戻るという行動をとる。そういった行動を取られてしまうと、Google からの評価が下がる恐れがある。

一方で 、AdSense でより多くの収益を上げるためには、広告をたくさん貼りたいところ。そこで、ユーザーの目的を達成させて、記事の途中に貼った広告をクリックさせて離脱させるという方法がある。それは意図的な区切りを作るというものだ。意図的な離脱ポイントを作り、そこにアドセンス広告を貼っておけば、ユーザーを満足させつつ、収益をアップさせることが可能となる。そうすれば Google の順位を落とすことなく、AdSense 収益を上げることができる。

AdSense 収益を狙ったテーマ特化型サイトは、まとめページでユーザーを誘導し、まとめページから各記事にユーザを送る。各記事からは、もうどこにもユーザーを送る必要がないので、その記事の出口はAdSense 広告のみにしても支障が出ない。

(20)まとめページの検索順位を上げること

AdSense の収益を目指すサイトにおいて大事なことは、まとめページの検索順位を上げること。そのためには、まとめページにリンクを送るための記事ページの充実が最優先だ。

(21)アドセンス広告をクリックする心理的ハードルを下げる

AdSense 広告をクリックすることに抵抗がある人も多いのが実情だ。特に若いユーザーにはその傾向が強いと言われる。ユーザーが広告をクリックすることに対する心理的ハードルを下げる工夫が必要だ。そのためには、アドセンスの レクタングル広告と同じ大きさの画像をたくさん配置し、その画像をまとめサイトやトップページで事前にクリックさせておくことが有効。そうすれば、その大きさの画像をクリックすることに抵抗感がなくなり、アドセンス広告のクリック率が高まる。

(22)オーソリティサイトを目指す

オーソリティサイトとは、「○○といえばこのサイト」と1番に思い出してもらえるようなサイトのこと。サイトがオーソリティ化すれば、検索エンジンを経由しないアクセスが増えるため、サイトが安定する。

 オーソリティサイトを目指すためには、まずテーマを選定する。サイトの安定化を目指すのであれば、長続きするテーマを選定すること。  掲載する情報は、フロー情報(一過性の情報、時間とともに価値が変化する情報)よりもストック情報(価値が確定していて再利用が可能であり、時間の経過の影響を受けにくい情報)を掲載した方が長期的な安定が見込める。ただし、ストック情報は後発になることも多く、差別化する切り口の検討が必要。

(23)ブログと完結型コンテンツを使い分ける

記事が時系列に並んだブログはフロー型情報に適し、調べたい情報へのアクセスを重視した完結型コンテンツはストック情報に適する。使い分けたり、組み合わせたりすることが重要で、例えば、データベース的に情報を網羅したストック情報と、体験談などを記載したフロー情報の両方を用意し、その組みあわせでサイトを作ることも有効。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「Google Adsenseマネタイズの教科書」は全てのブロガーが読むべき名著である。

ブログをやるなら一度読むことを強くおすすめしたい。

ノビ

ノビ

昼は会社員
夜はサイト運営&投資活動

夜の活動収益でほぼ暮らしてます(汗)

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